SaaSで障害発生した時は、Slackに通知すると良いよね。

はじめに

最近、ますます重要な業務をSaaSを使って行うことが増えてきてます。 そのため、SaaSをうまく活用し、SaaSを前提に業務をデザインするのが企業を後押しする情シスに必要なスキルだと思っています。 一方で、重要な業務がSaaSの上で展開されるため、SaaSで障害発生しちゃうと、業務影響が大きくなってきてると思います。
 
SaaSで障害発生しても、情シス担当が出来ることは限られてしまいますが、障害が発生したことを素早く知りたいので、弊社ではSaaS障害が発生すると、Slackに通知しているようにしています。

どうしてるの?

以下のステップで実装を考えました。
  1. 各SaaSのステータス状況をRSS経由やTwitter経由で障害情報を収集する。
  1. 上記の情報をSlackに通知するって考え方で実装しました。
Slackが落ちたらどうするの? はあると思うのですが、僕もどうしようって考えています。 まぁでも全部ダメって時は少ないので機能はしています。 Slackが完全に駄目なときは諦めてTwitter見てるとトレンドに乗ってくるから諦めるようにしています。
これは別議論だけど、Slackが障害発生してコミュニケーション取れない時って絶対発生するので、円滑な業務を推進するためには、このSaaSを使ってコミュニケーションを取ろうね。って、チームで合意して決めておくと良いですよ。
 

各SaaSの情報はどうやって取得しているの?

主要なSaaSはステータスページを運用して公開しているところが多いので、そこから情報取得しています。
Google Workspace
Notion
 
などなどです。 SaaS名 + ステータスページ で検索するとたいてい出てくると思います。
(別件だけど、ステータスページを準備していないSaaSに重要な業務を乗せる場合は、そのSaaSを選定するのを見合わせるのも検討した方が良いかもです。)
 
こういうステータスページは、Atlassian社のStatuspage.ioというSaaSを使ってSatusページを公開している事が多いです。
Statuspage.ioの機能でステータスに変化があったら、メール、RSS、Twitter、Slack(直接連携)などの手段で状態通知してくれます。これをSlackに通知すれば完成です! この中だとSlackとRSSとTwitterとの連携を選択すると視認性が高いのでオススメ。
具体の設定は、以下のマニュアルを参照していただけると
 
SlackとTwitterの連携
Twitter と Slack を連携させる
Twitter アプリを使うと、ツイートを Slack で処理できます。自社 Twitter アカウントからツイートが送信された時にチャンネルを自動的に更新したり、自分の Twitter @ユーザー名のすべてのメンションを簡単に追跡したりできます。なによりクールなのは、自分のツイートとメンションを Slack で簡単に検索できることです! Slack の App ディレクトリで、Twitter アプリのページにアクセスします。 「Slack に追加」をクリックします。 「Twitter インテグレーションの追加」をクリックします。 Twitter で認証を行うには、「Authorize app(アプリを認証する)」をクリックします。 Slack で追跡したい Twitter アカウントの @ユーザー名を入力します。 表示するツイートを選択します(何も選択しないと、ツイートは表示されません)。 そのツイートを Slack 内のどこに表示するかを設定します。既存のチャンネルを指定することも、新しいチャンネルを作成することもできます。 選択が終了したら、「設定を保存する」 をクリックします。 Twitter からの情報は、Slack で次のように表示されます。 Twitter を Slack ワークスペースに接続したので、Twitter からのあらゆる種類のトピックをチェックできるようになりました。 利用しているサービスの最新情報をチェックする。 機能の追加やシステムの停止が発生した時に、Slack で最新情報をキャッチできます。 まとめてチェック!会社が所有する全アカウントのツイートを 1 つの場所にまとめれば、発信内容をみんながチェックできます。 交通情報のツイートをチェックする。オフィス近辺の交通情報のツイートをフォローするチャンネルがあれば、電車やバスの停止や遅延をすぐに知ることができます。 Twitter アカウントを複数お持ちですか? Twitter アプリページに戻ってもう一度 「設定を追加」 をクリックすれば、別のアカウントのツイートも Slack に取り込めます。
 
Slack と RSSの連携
Slack に RSS フィードを追加する
お気に入りのブログやニュースサイトがあったら、 Slack を使って、RSS と Atom フィードの両方に登録し、希望の Slack チャンネルで最新情報を入手しましょう。 注 :フィードを追加しようとした時にエラーが発生した場合は、 http://validator.w3.org/feed/ でそのフィードを検証してみてください。 まず、Slack ワークスペースに RSS アプリを追加する必要があります。 Slack の App Directory (App ディレクトリ) の RSS ページ にアクセスします。 「Slack に追加」をクリックします。 次のページで「RSS インテグレーションを追加する」をクリックします。 RSS アプリを追加したら、以下の方法でフィードを追加していきます。 「フィード URL」の横に、購読したいフィードのウェブアドレスをペーストします。 フィードの更新情報を表示するチャンネルを選択します。 「このフィードを購読する」をクリックして終了します。 サイトの次回更新時に、更新ポストが Slack に表示されます。🎉 注 : RSS アプリでは、フィードから取得した最後のアイテムの日付を含むブックマークが保存されます。次回アプリで新しいアイテムのポーリングを行うとき、ブックマークに保存された日付より後の日付スタンプを含むアイテムのみを取得します。 購読する RSS や Atom フィードをもっと増やしたい場合は、次の手順を使います。 追加するフィードのアドレスを Web サイトからコピーします。 Slack ワークスペースで、フィードの更新情報を表示したいチャンネルに移動します。 メッセージフィールドの横にある(プラスアイコン)をクリックします。 メニューの上部にある検索フィールドに /feed を入力し、それをクリックしてコマンドをメッセージフィールドに追加します。 メッセージフィールドの /feed に続けて、subscribe とフィードアドレスを入力します。 メッセージを送信します。 Tip : #my-rss のようなプライベートチャンネルを作成して、そこで自分のお気に入りフィードをまとめて追加しておくと、Slack をお気に入りの RSS リーダーとして使えます。 /feed コマンドは、さまざまなお役立ち操作に利用できます。 /feed list を使用すると、チャンネルに追加されたすべての RSS フィードとその固有の ID ナンバーをまとめて確認できます。 /feed remove [ID number] を使用すると、フィードの購読登録を解除できます。 /feed help を使用すると、/feed コマンドの使い方を確認できます。 Slack ワークスペースに追加したフィードを管理するには、どのチャンネルの場合も、App ディレクトリの RSS ページにアクセスして、 「設定する」 をクリックします。
 
 

ご参考までに弊社で監視している各SaaSの一覧を共有します。

このBlog見て実装考えてくれた人が楽できるように、URLをコピペしやすいようにしておきました!  もしよかったら使ってください。
 

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